人気ブログランキング | 話題のタグを見る

第38回世界史講座のまとめ③(帝国主義と世界の分割)

第38回世界史講座のまとめ③(帝国主義と世界の分割)_a0226578_7445229.jpg
(帝国書院「タペストリー」より)
2 帝国主義と世界の分割
1)イギリス
 19世紀末、各国はアジアやアフリカに進出して武力をもちいて屈服させ、その地を植民地とする帝国主義政策をとった。イギリスは1870年代、スエズ運河の支配権を確保し、さらにヴィクトリア女王を皇帝とするインド帝国をつくり、インドを完全に支配した。1880年代には、エジプト、スーダンをまたアフリカ南部でもボーア戦争でオレンジ自由国とトランスヴァール共和国を征服し、南アフリカ連邦を建設した。
2)フランス
 フランスも、ナポレオン3世の時代にインドシナ半島や南太平洋に進出したほか、1830年代に獲得したアルジェリアから南下してサハラ砂漠一帯を獲得し、さらに東に向けて植民地を拡大させた。
3)ドイツ・イタリア
 ドイツも1880年代からアフリカと太平洋に進出を開始した。1890年代になると、イタリアがアフリカ東部に進出し、アフリカ大陸はヨーロッパ各国の間で、ほぼ完全に分割された。
by YAMATAKE1949 | 2013-05-29 07:54 | 世界史講座