第38回世界史講座のまとめ④(3B政策と3C政策)

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(帝国書院「エスカリエ」より)
4)日本・アメリカ
 19世紀末には、植民地争奪戦に日本もアメリカも参加し、大国どうしが対立するようになった。アメリカは、米西戦争でスペインをやぶり、フィリピンやカリブ海域の島々を獲得して太平洋と中南米に対する支配を強め、1914年にはパナマ運河が開通した。また、日本は清と戦って台湾を奪い、次いで日露戦争によって朝鮮半島の支配権を得た。
5)3C政策と3B政策
 一方、アフリカ縦断政策をとったイギリスと横断政策をとったフランスの利害は衝突し、ファショダ事件が起こった。また、ケープタウンからカイロ、カルカッタを結ぶイギリスの3C政策は、ベルリンからビザンティウム(イスタンブル)、バグダードを結ぶドイツの3B政策と対立した。イギリスとフランスは協商を結び、また両国はそれぞれロシアとも協商を締結したが、これを三国協商と呼ぶが、ドイツ、オーストリア、イタリアの三国同盟に対抗した。二つの陣営の対立は世界大戦に発展する。
 次回第39回世界史講座は、6月22日(土)午後2時より「帝国主義と国民」「アジアの民族主義と国家建設」などをテーマにおこないます。多数のご参加をお待ちしています。
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by YAMATAKE1949 | 2013-05-30 09:23 | 世界史講座 | Comments(0)