第54回世界史講座のまとめ③(中東戦争とアラブ世界)

6 中東戦争とアラブ世界
1) 第3次中東戦争
 西アジアでは、1967年にイスラエルのエジプト爆撃により第3次中東戦争が起こり、イスラエルはゴラン高原、シナイ半島、ヨルダン川西岸を占領して多くのパレスティナ難民が生み出された。これによりエジプトのナセル政権は大きな打撃をこうむった。こうしたなかで1969年、パレスティナの人々はイスラエルに奪われた土地や権利の回復を求めるパレスティナ解放機構(PLO)による独立運動がアラファト議長のもとで活発となった。
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(浜島書店「アカデミア世界史」より)
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(浜島書店「アカデミア世界史」より)
2) 第4次中東戦争
 1973年には、イスラエルに占領された地域を取り戻すために、エジプトとシリアが第4次中東戦争を起こした。この時に石油輸出国機構(OPEC)が原油価格を大幅に引き上げ、アラブ石油輸出国機構(OAPEC)がイスラエルと関係の深い国々への輸出規制を行うという石油戦略を展開した。その結果、世界的に原油価格が高騰し、世界経済にオイルショック(第1次石油危機)を引き起こした。
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(第一学習社「最新世界次図表」より)
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(第一学習社「最新世界次図表」より)
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(第一学習社「最新世界次図表」より)
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by YAMATAKE1949 | 2014-04-29 09:12 | 世界史講座 | Comments(0)