フランス旅行記⑨ (モン・サン・ミッシェル③)
モン・サン・ミッシェルの修道院にはいつも沢山の観光客が訪れている。
修道院では雨水を貯めてこの蛇口を使用していた。
修道院の尖塔上には、金色に輝く聖ミカエル(サン・ミッシェル)像が置かれているが、これは1897年、彫刻家エマニュエル・フレミエの作である。
西のテラスから海が見渡せる。そして、テラスの横にある建物が修道院付属教会である。
標高80mの岩山の頂上に建つ修道院付属教会は、11世紀初頭にカロリング様式で建設された。内陣は15世紀に破壊されたが、フランボワイヤン・ゴシック様式で再建された。フランボワイヤンとは炎の燃え上がるようなという意味で15から16世紀にかけての後期フランス・ゴシック様式のことである。