人気ブログランキング | 話題のタグを見る

フランス旅行記24 (セーヌ川クルーズ)

 ルーヴル美術館を見学した後、私たちは美術館の地下にあるショッピングセンターで買い物をした。ここには、アルガンオイルの化粧品を販売している店がある。アルガンオイルというのは、このブログの「モロッコ旅行記」にも書いているが、モロッコの南部にしか生育しないアルガンツリーの実から作られる植物性のオイルのことである。なぜフランスで販売されているのかというと、モロッコはフランスの植民地であり、フランスの会社がアルガンオイルを化粧品として売り出したからである。以前、モロッコに行った時にお土産で買ったところ非常に評判がよかったので、今回も高価であったが娘たちのために買うことにした。
 買い物が済んで私たちはバスでレストランへと向かった。夕食はエスカルゴであった。夕食後、セーヌ川クルーズのためにボート乗り場に行ったが大勢の観光客でいっぱいだった。私たちがボートに乗れたのは午後の9時半近かった。
フランス旅行記24 (セーヌ川クルーズ)_a0226578_1130259.jpg
(たそがれのエッフェル塔)
 5月末のフランスは日が長く、9時半になってもエッフェル塔には照明がついていなかった。セーヌ川クルーズを楽しむボートにたくさん出会った。
フランス旅行記24 (セーヌ川クルーズ)_a0226578_1136292.jpg
(セーヌ川クルーズを楽しむボート)
フランス旅行記24 (セーヌ川クルーズ)_a0226578_11374535.jpg
(セーヌ川クルーズを楽しむボート)
フランス旅行記24 (セーヌ川クルーズ)_a0226578_11383981.jpg
(セーヌ川クルーズを楽しむボート)
 豪華なボートには、ディナーを食べながらクルージングを楽しんでいる観光客もいた。直ぐにアレクサンドル3世橋が見えてきた。
フランス旅行記24 (セーヌ川クルーズ)_a0226578_11465971.jpg
(アレクサンドル3世橋)
フランス旅行記24 (セーヌ川クルーズ)_a0226578_11492633.jpg
(アレクサンドル3世橋)
 この橋はフランス共和国とロシア皇帝アレクサンドル3世の間に結ばれた友好の証として、ニコライ2世により1900年のパリ万国博覧会にあわせて建設され、パリ市に寄贈されたものである。次にブルボン宮が見えてきた。
フランス旅行記24 (セーヌ川クルーズ)_a0226578_11534993.jpg
(ブルボン宮)
 この宮殿はルイ14世の庶子ルイーズ・フランソワーズ・ドゥ・ブルボンによって建てられたものである。現在、建物は国民議会の議事堂として使用されている。次にオルセー美術館が見えてきた。
フランス旅行記24 (セーヌ川クルーズ)_a0226578_1414523.jpg
(オルセー美術館)
フランス旅行記24 (セーヌ川クルーズ)_a0226578_14144952.jpg
(オルセー美術館)
 この建物は、1900年にオルレアン鉄道の終着駅として建てられ、駅舎をそのまま美術館として利用したものである。この美術館にはおもに19世紀の作品を紹介し、印象派など人気のある作品が集まっている。私も以前、オルセー美術館の所蔵している印象派の作品を神戸まで友達と見に行ったことがある。現在、オルセー美術館ではゴッホ展が開かれているとのことである。やがてフランス学士院が見えてきた。
フランス旅行記24 (セーヌ川クルーズ)_a0226578_13243745.jpg
(フランス学士院)
 17世紀に王立アカデミーが設立されたが、フランス革命後いったん廃止された。その後1795年にフランス学士院として創設され、現在はアカデミー・フランセーズ及び4つのアカデミーで構成されている。やがてボートはシテ島の側を通るとノートルダム大聖堂が見えてきた。
フランス旅行記24 (セーヌ川クルーズ)_a0226578_1337283.jpg
(ノートルダム大聖堂)
フランス旅行記24 (セーヌ川クルーズ)_a0226578_1341054.jpg
(ノートルダム大聖堂)
フランス旅行記24 (セーヌ川クルーズ)_a0226578_13452734.jpg
(ノートルダム大聖堂)
 パリのノートルダム大聖堂はゴシック建築を代表する建物である。現在もノートルダム大聖堂は、パリ大司教座聖堂として使用されている。ノートルダムとはフランス語で「我らが貴婦人」すなわち聖母マリアを指す。1991年、世界文化遺産に登録された。やがてボートは折り返し、エッフェル塔の近くへと戻ってきた。
フランス旅行記24 (セーヌ川クルーズ)_a0226578_13561748.jpg
(エッフェル塔)
フランス旅行記24 (セーヌ川クルーズ)_a0226578_13572831.jpg
(エッフェル塔)
 ボートを降りてバスに乗り込もうとしたが、添乗員が10時になるとエッフェル塔の明かりが点滅するので見学してから帰りましょうといわれた。しばらく待っていると、エッフェル塔の明かりがきれいに点滅したが、写真にはうまく映らなかった。
フランス旅行記24 (セーヌ川クルーズ)_a0226578_1443495.jpg
(エッフェル塔の明かりの点滅)
 その後、バスでホテルに向かったが、到着したのは予定時間よりだいぶ遅れ夜の11時近かった。
by YAMATAKE1949 | 2014-07-01 12:06 | 旅行記