ブルガリア・ルーマニア旅行記25 (シギショアラ②)
175の階段をあがって丘の上に立つと、シギショアラの旧市街から新市街がきれいに見えた。
新市街にはきれいな教会が見えたが、あれはルーマニア正教会である。
手前の旧市街には壊れかけた家々が見えた。
山上教会は時間が遅かったため閉まっていた。
山上教会の正式名は聖ニコラウス教会である。1345年には記録にあらわれているが、完成したのは1525年である。トランシルヴァニア地方のゴシック建築の中で代表的な建物として評価されている。建設当初はカトリックの聖堂だったが、1547年にルーテル派の教会堂となった。教会のそばには地元の名士達が眠る共同墓地があった。
私たちの夕食のレストランは、吸血鬼ドラキュラのモデルとなったブラド・ツェペシュの生家だったところである。