ゴスラーに到着したのは午後3時20分となっていた。この町は「箒に乗った魔女」として有名である。なぜなら、悪魔の住むといわれるハルツ山系のブロッケン山に近い町で、魔女はここから箒に乗って山に向かうとされている。

 魔女が箒をもっている人形
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町の雰囲気も「魔女の宅急便」に出てくるような、木組みの家が並ぶ美しい小さな町である。しかし、この町の歴史は古く、10世紀中頃から始まったハルツ山麓の銀鉱の採掘によって発展してきた。11世紀中頃には、皇帝ハインリヒ3世が城を建て、ドイツの中心的な町となった。13世紀にはハンザ同盟に加入し、帝国自由都市としてさらに発展を遂げるが1500年頃から始まったブラウンシュヴァイク公との戦いに敗れてラメルズベルク鉱山を失い、ゴスラーは地方の小さな町に転落してしまったが、現在、鉱山と町は世界遺産として登録されている。

ゴスラーの木組みの家 
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 私たちが最初に見学したのは、皇帝居城で、11世紀にハインリヒ3世によって建てられたロマネスク様式の城であるが、現在の建物は19世紀に修復されたものである。

皇帝居城
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その後、旧市街に入り、マルクト(マーケット)広場や市庁舎を見学した。木組みの家並みを見ていると、一階より二階、二階より三階の方が隣と接近している。その理由は、家にかかる税金は、一階部分の大きさで決まる。そのため一階部分を小さくし、次第に大きく造っていったため、三階になると隣と接近してしまうのである。

隣と接近している木組みの家
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少しの自由時間に、私たちは、マルクト教会の塔に登った。高さは66mで階段の数は317段であった。

マルクト教会の塔
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ゴスラーの町 右後方に見えるのがマルクト教会の塔
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階段を登るのはきつかったが、塔からみたゴスラーの町は最高の美しさで疲れも吹っ飛んだ。

マルクト教会の塔からみたゴスラーの町
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ところで、ドイツ人はどこの町へ行っても、店の外のテーブルで大きな皿に入ったたっぷりのアイスクリームをおいしそうに食べている。ドイツ人が太っているのは当然のことである。私はこの町でコーンに入ったアイスクリームを買ったが値段は100円ほどであった。アイスクリームはどこで食べても同じ味であった。その後ゴスラーのホテルに向かい、到着したのは午後5時30分頃であった。一旦部屋で休んだ後、午後6時からホテルでの夕食であった。夕食としては珍しくバイキング料理であった。
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