第32回世界史講座のまとめ⑤(二月革命)

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(東京法令「世界史のミュージアム」より)
2)二月革命
 フランスでは、七月王政のもと、選挙権の拡大を求める動きが強まった。政府はこの運動を弾圧したが、1848年2月にパリの民衆が蜂起し、国王ルイ・フィリップの退位を求めて共和政を宣言した。混乱のなか、七月王政は倒れ、臨時政府が樹立された。これを二月革命と呼び、成立した共和政は第二共和政と呼ばれている。革命の主役となったのは参政権のない中小市民や労働者であった。臨時政府には社会主義者や労働者も参加して、失業者のための国立作業場が設立された。しかし、国民の多くは安定した政治を求め、ナポレオンの甥を大統領に選んだ。彼は1852年に国民投票で帝政を復活させ、ナポレオン3世を名のったが、これを第二帝政と呼ぶ。これについてマルクスは、「歴史は二度くりかえす、一度目は悲劇として、二度目は茶番として」と書いた。
 次回の第33回世界史講座は、2月9日(土)午後2時より、「ドイツ・イタリアの統一」「ハプスブルク帝国の危機」「東方問題とロシア」をテーマにおこないます。多数ご参加下さい。
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by YAMATAKE1949 | 2013-02-04 08:37 | 世界史講座 | Comments(0)