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世界史部会3月フィールドワーク「大阪とコリア」⑦

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コリアタウン
 次に私たちが訪れたのはコリアタウンである。コリアタウンは環状線の桃谷駅と鶴橋駅の中間あたりにある.なぜこの地にコリアタウンができたのかについて、志賀さんの資料によると、「猪飼野は古代より朝鮮半島の渡来人の居住する場所でありましたが、近代以降、平野川(百済川)の改修などで、植民地朝鮮から多くの労働者が移り住み、生野区、特に猪飼野と呼ばれた地域は、現在でも、在日コリアンやコリアン系日本人の占める割合が高いです。その中で、御幸通り商店街は日本人の商店街でしたが、アジア太平洋戦争中に空襲を避けて、多くの日本人が疎開したこともあって、多くのコリアンが進出し、朝鮮市場と呼ばれました。20年ほど前までは、あまり注目されず、人通りもあまり多くなかったのですが、1993年頃からコリアタウンと呼ばれるようになりました。・・・豚足・豚頭・ホルモンなどのある精肉店、キムチなどの食料・食材を売る店、チマ・チョゴリなどの衣類・雑貨の他、最近では韓流ブームのなかで、KーPOPや韓流スターのさまざまなグッズを売る店も増え、日本人客も増えています。食料品店では、班家食工房が有名。焼き肉の「パゴダ」や御幸通からは外れるが、喫茶店も兼ねた『流れる千年』もよく知られている。」と書かれている。
by YAMATAKE1949 | 2013-04-10 09:37 | その他