イスラエル旅行記⑥(カナ婚礼教会・ナザレ村での生活体験)

 パンと魚の奇蹟教会を見学した後、私たちはバスでナザレへと向かった。距離は23㎞、所要時間は約30分の行程である。途中、映画「ダヴィンチ・コード」で有名となったマグダラを通過した。新約聖書によるとマグダラのマリアは、イエスによって七つの悪霊を追い出して病気を治してもらい、イエスに奉仕をしていた。また、復活したイエスの姿を最初に見たのもマグダラのマリアである。マグダラはアラム語で見張り塔を表し、港を防御するための塔があったために名付けられたといわれている。
 
a0226578_9544380.jpg
(カナ婚礼教会)
 バスで30分走った後、私たちはナザレの近郊にある「カナ婚礼教会」を見学した。ここは、新約聖書でイエスが最初に奇蹟を行った場所とし建てられた教会である。カナで婚礼があり、マリアやイエス、弟子たちも婚礼に招かれた。婚礼の最中にワインがなくなったことをマリアから聞いたイエスは、水をワインに変えたという。この教会の前にはワインを売る店があり試飲させてくれたが大変甘かった。私は記念に小さなボトルに2本入って1セットとなっているワインを1つ買った。
 
a0226578_1031649.jpg
(下校する中学生)
 カナの町を歩いていると、下校する中学生に出会った。現地ガイドさんによると、学校は8時に始まり午後1時か1時半には終わり、給食はないとのことだ。学校は、小学6年、中学3年、高校3年制で、18歳になると男子は3年女子は2年、徴兵に行かなければならない。徴兵を終えた男子は20歳を超えており、そのためか大学は3年制である。義務教育は、小学校に入学する前の幼稚園1年間と小・中学校と高校2年までである。日本と比較してなんと義務教育の期間の長いことか。まわりをアラブの国に囲まれているイスラエルにとって、人材の育成のために教育に力を入れているのがよくわかる。
 カナの町を後にして、私たちはバスでナザレのケファー・ケデムという村で、古代イスラエル生活を体験した。
a0226578_10545454.jpg
(ナザレの村で古代イスラエル生活を体験)
 古代イスラエルの民族衣装を着て、まずロバに乗って広場を一周した。馬と比べて背が低いので怖さはないが、なかなか云うことを聞いてくれない。歩かないで草を食べ始めるのである。ロバを叱るとまったく歩かなくなった。今度はなだめすかして頭をなでてやると、やっと云うことを聞いて素直に歩いてくれた。叱って育てるよりもほめて育てた方がよいのは、ロバも人間も同じである。
a0226578_1113247.jpg
(山羊の乳搾り)
 次に山羊の乳搾りとその乳でチーズをつくったり、パンを焼く体験をした。つくりたてのチーズやパンもおいしかった。
[PR]
by YAMATAKE1949 | 2013-06-22 11:21 | 旅行記(海外) | Comments(2)
Commented by f-nobu at 2013-06-23 10:04 x
ナザレの住民ですね、よく似合っていますよ。
Commented by YAMATAKE1949 at 2013-06-24 08:04
藤井さん、コメントありがとう。
 サングラスをかけていたからか、「ユダヤ人というよりも、怪傑ハリマオ」だと友人は云っていました。