イスラエル旅行記⑦(ナザレ 受胎告知教会)

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(聖ガブリエル教会)
 古代イスラエル生活体験後、私たちはバスでナザレの町に向かった。ナザレは新約聖書によると、聖母マリアがイエスの誕生を天使ガブリエルに告げられた地であり、イエスが宗教活動を始めるまでの約30年間、両親と暮らしたところである。
 バスに乗っておよそ20分ほどでナザレの町に着いた。私たちが最初に訪れたのは聖ガブリエル教会である。この教会はギリシア正教会が、マリアが受胎を告知されたことを記念して17世紀に建てた聖堂である。
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(マリアの井戸)
 ギリシア正教会によると、天使ガブリエルがマリアの前にはじめて現れたのが、マリアの井戸と呼ばれる所である。この教会の地下は、マリアの井戸の水源となっている。
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(聖ガブリエル教会のイコン)
 聖ガブリエル教会にかかわらず、ギリシア正教会ではイコン(聖像)をたくさん飾るのが特徴である。イコンという言い方は正教会のみで、カトリックでは聖像画と呼んでいる。ところで、私たちがパソコンで使っているアイコンは、このイコンから来ているとガイドさんに教えてもらった。
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(受胎告知教会)
 次に私たちは受胎告知教会を訪れた。この教会は、326年にコンスタンティヌス帝が、母ヘレナの頼みに答えて、マリアの家の跡とされる場所に築いたものである。その後、7世紀にはイスラム教徒に占領され、11世紀には十字軍によって再建された。現在の教会は1969年に建てられたもので、中東最大の教会である。
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(受胎告知教会の聖堂)
 聖堂の三角形の屋根はアヴェ・マリアの「A」をかたどったものである。
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((受胎告知教会の地下にある洞窟の祭壇)
 受胎告知教会がこの場所に建てられた理由は、マリアの時代は洞窟に住んでいたのであり、ここで天使ガブリエルのお告げを受けたとされているからである。しかし、イエスの時代から300年も経って、マリアの住んでいた洞窟を探すのは、いくら皇帝であっても不可能なことだと私には思われる。
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(ルカ長谷川「華の聖母子」
 この教会には、世界の国々から贈られた聖母子像が飾られている。日本から贈られたルカ長谷川の作品「華の聖母子」が教会の上階の壁画に飾られている。
 次に私たちは聖ヨセフ教会を見学後、エルサレムに向かった。距離は約175㎞、約2時間30分ほどかかってエルサレムのホテルに到着した。
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by YAMATAKE1949 | 2013-06-23 12:06 | 旅行記(海外) | Comments(0)