イスラエル旅行記⑩(ベツレヘム 聖誕教会)

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(ベツレヘムの検問所)
 ベツレヘムは、1995年以降パレスティナ自治区に返還されてアラブ人の町となった。そのためイスラエルのユダヤ人がここにはいるのは難しく、バスの運転手のウリさんはユダヤ人なので緊張しているとのことである。私たちは検問所でバスから降りて厳しい手荷物検査を受けた。
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(聖誕教会)
 新約聖書によると、ナザレに住んでいたイエスの両親は人口調査のためにヨセフの故郷であるベツレヘムへとやって来た。彼らがそこにいるうちに、マリヤは月満ちて、男の初子を生み、布にくるんで飼葉桶に寝かせたとある。コンスタンティヌス帝の母ヘレナにより、イエス生誕の地とされた地下洞窟の上に聖誕教会が建設され、339年に完成された。その後火災にあい、6世紀にユスティニアヌス帝により再建された。現在の建物は十字軍時代に修復され、外敵の攻撃を防ぐために要塞化されたものである。
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(聖誕教会内部の古いモザイクの床)
 この教会の床にはところどころ穴が開けてあり、モザイクが見られるが、それはコンスタンティヌス帝の頃のものである。
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(ギリシア正教会の管理する祭壇)
 この教会の入口は「謙虚の扉」と呼ばれる狭いドアがある。そこを入ると大理石の太い柱が並び、天井からは金属製のランプがたくさんぶら下がっている。
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(イエスが生まれた場所)
 正面の祭壇はギリシア正教会が管理しており、その横の階段を下りると洞窟がある。そこにビロードで覆われた祭壇があり、その下にはイエスが生まれたとされている場所に星の印があった。
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(聖カテリーナ教会)
 聖誕教会のすぐ北にはフランシスコ派修道院の聖カテリーナ教会がある。12月24日のクリスマスイブにはこの教会でテレビ中継が行われる。
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(教会にあるイエスの人形)
 クリスマスイブのミサではイエスの誕生が人形を使って演出されるが、そのときに使用される人形が教会に安置されていた。
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(ヒエロニムスの像) 
 この教会の前にはヒエロニムスの像が立っている。彼はこの教会の洞窟にたてこもって、ヘブライ語の聖書をラテン語に翻訳した。
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(洞窟に描かれたヒエロニムスとバウラの壁画)
 ヒエロニムスを援助したのがバウラと呼ばれるローマの婦人である。彼女の協力で翻訳を完成させることができた。壁画にはヒエロニムスとその弟子、バウラとその娘が描かれている。バウラの死後、彼は彼女の骨をそばに置き、翻訳作業を続けたという。ヒエロニムスの像をよく見ると、彼の足下に頭蓋骨が置かれている。
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(ベツレヘムの分離壁)
 ベツレヘムにも分離壁が設置されている。イスラエルがパレスティナ側からのテロを防ぐ目的でつくられたものであるが、アパルトヘイトウォール(隔離壁)とも呼ばれ、パレスティナ人を隔離する壁ともなっている。私たちがバスでベツレヘムを出るときに、イスラエルへの出稼ぎから戻ってきたパレスティナ人の労働者が、検問所に並んでいるのが見えた。
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(マハネー・イェフダー市場)
 ベツレヘム観光後、私たちはエルサレムの中心地にあるマハネー・イェフダー市場を散策した。
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(ナツメヤシ)
 私はこの市場で一番上等のナツメヤシを2キログラムとピスタチオを500グラム買った。ナツメヤシはチュニジアやモロッコでも買ったが、イスラエルのナツメヤシは大きくて立派なものだった。ここの市場では、私が訪れた他の国と違って一切ディスカウントはしてくれなかった。
 市場散策後、私たちはバスでホテルに帰った。
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by YAMATAKE1949 | 2013-06-26 14:18 | 旅行記(海外) | Comments(2)
Commented by f-nobu at 2013-06-26 17:23 x
いつも、ありがとうございます。体調も良好で、イスラエル旅行記
楽しませて貰っています。
Commented by YAMATAKE1949 at 2013-06-26 17:59
コメントありがとうございます。朝の散歩で会うのを楽しみにしています。