イスラエル旅行記⑪(岩のドーム・嘆きの壁)

(観光5日目)
 イスラエル観光もいよいよクライマックスに入ってきた。私たちは午前8時にホテルを出発し、バスでエルサレムの旧市街へと向かった。旧市街は城壁に囲まれており、城壁には8つの門がある。門の名前は「ダマスカス門」「ヘロデ門」「聖ステパノ門(ライオン門)」「黄金門」「糞門」「シオン門」「ヤッフォ門」「新門」である。ガイドさんに説明されてもこれが何という門であったのかよくわからなかった。ホテルから旧市街へは距離的には近いのであるが、道が車で混んでおり40分かかってやっと旧市街に入った。
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(岩のドーム)
 私たちが最初に見学したのは神殿の丘に建つ岩のドームである。神殿の丘は、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教にとって歴史的にも精神的にもエルサレムの中心地である。特にユダヤ人にとって世界中で最も聖なる場所として崇められている。旧約聖書によると、神殿の丘の中心にある岩は、アブラハムが神の命により息子のイサクを生贄として捧げようとした場所である。後にソロモン王はここに第一神殿を建てたが破壊された。その後ヘロデ王により第二神殿もここに建てられた。現在残っている神殿の土台部分は第二神殿時代のものである。イエスも2000年前に頻繁にこの神殿を訪れたといわれている。
 神殿の丘の中心にありユダヤ人にとって最も聖なる岩の上には、現在イスラム教のモスク、黄金に輝く岩のドームが建っている。イスラム教によれば、ここは預言者ムハンマドが天馬に乗って昇天した場所であり、メッカ、メディナに次ぐ聖地なのである。
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(岩のドームの入口)
 岩のドームの入口には人が座っており自由に入ることができなかった。昔はお金を払って入ることができたが、残念ながら今はムスリム(イスラム教徒)以外はここに入ることはできない。
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(神殿の丘の広場)
 神殿の丘は思ったより広く、エルサレムの町を見渡すことができた。
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(嘆きの壁)
 岩のドームを外から見学した後、私たちは「嘆きの壁」にやって来た。この壁はユダヤ人にとって最も神聖なものであるが、彼らはこの壁を「西の壁」と呼んでいる。この壁はヘロデ王が紀元前20年に建てた第二神殿の城壁の一部である。ローマ帝国の支配に抵抗して紀元70年にユダヤ戦争が起こされたが、この時にローマ軍により神殿は破壊されたが西側の城壁が残ったのでそう呼ばれている。神殿の崩壊後、ユダヤ人のエルサレム立ち入りは禁止されていたが、ミラノ勅令の4世紀以降、1年に1日だけ立ち入りを許され、それ以来彼らは壁の前で祈るようになったのである。
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(壁の横にある図書館)
 「嘆きの壁」は男女分かれて祈るようになっている。それは、祈りの時に異性がいると祈りに集中できないからだとガイドさんに教えられた。「嘆きの壁」には誰でも入れるが、男性は頭を隠さなければならない。私は帽子を持っていたが、入口で貸してくれるナイロン製のキッパ(小さな帽子)をかぶって入った。添乗員さんによると、キッパを無料でくれるというので私は記念にもらって帰った。
 壁の横は図書館のようになっている。学校の遠足なのか小学生が見学に来ていた。
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(熱心に祈るユダヤ教徒)
また、ユダヤ教徒が図書館にある旧約聖書を借りて熱心にお祈りをしていた。
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by YAMATAKE1949 | 2013-06-27 09:46 | 旅行記(海外) | Comments(2)
Commented by f-mobu at 2013-06-28 09:56 x
何時もナイスショット、素晴らしい景観ですね、ド-ムの左上に飛んでいるのは「天馬?鳥?」次の機会に「キッパ」を見せて、楽しみにしてます、旅行記GU!
Commented by YAMATAKE1949 at 2013-06-28 15:52
コメントありがとうございます。ぜひ「キッパ」を見て下さい。いよいよ「イスラエル旅行記」も終わりに近づいてきました。