第41回世界史講座のまとめ④(大戦中のアジア)

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(帝国書院「タペストリー」より)
4 大戦中のアジア
1)秘密外交
 連合国は戦争を有利に展開するため、秘密外交を展開した。イギリスは1915年にオスマン帝国を混乱させるため、その支配下にあったアラブ人とフセイン・マクマホン協定を結び、アラブ人の独立国家建設を約束した。一方、1916年にはフランス・ロシアとオスマン帝国分割の秘密協定であるサイクス・ピコ協定を結び、1917年のバルフォア宣言でユダヤ人にパレスティナにおける建国を約束した。これらの協定や約束は矛盾しており、のちのパレスティナ問題の原因の一つとなった。
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(帝国書院「タペストリー」より)
2)アジアの戦争協力
 アジアの植民地は、直接の戦争の被害はなかったが、連合国側に協力をしいられ、多くの犠牲を払った。イギリスの植民地インドからは、戦後の自治の約束とひきかえに、インド人兵士150万人が戦場に送られた。またフランスの植民地であるインドシナからは兵士や労働者に加え、食料も徴発された。
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(浜島書店「アカデミア世界史」より)
 次回の第42回世界史講座は、8月24日(土)午後2時より「アメリカの参戦」「ロシア革命」「ヴェルサイユ体制」などをテーマに行います。多数の参加を期待しています。
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by YAMATAKE1949 | 2013-08-15 09:35 | 世界史講座 | Comments(2)
Commented by f-mobu at 2013-08-18 13:25 x
まとめ4
ありがとう、いよいよ現代に近くなって来ましたね、覚えの有る記述があります。
Commented by YAMATAKE1949 at 2013-08-20 17:43
コメントありがとう。バルフォア宣言は確かイスラエル旅行記似も触れていたと思いますが、イギリスの二枚舌外交が現在のパレスティナ問題の一因になっているのです。次回、多数の参加を期待しています。