生活文化の世界史(時計の世界史①)

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(中公新書「時計の社会史」より)
1 機械時計以前の時計
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(ストーンヘンジ「wikipedia時計の歴史」より)
 日時計・・・古代エジプト文明ではすでに日時計学が扱われており陰の長さや方向から太陽時を規定していたし、バビロニア文明ではその計算術により正確な日時計を持っていたようである。現在貴重な文化遺産として残っているオベリスクやストーンヘンジなども時間を計るものとして作り出されたという説もある。
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(オベリスク「wikipedia時計の歴史」より)
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(ろうそく時計「wikipedia時計の歴史」より)
 火時計・・・物質の燃焼時間によって時間を計る時計である。最も代表的なものにろうそくがあるがこれに目盛りをつけて時計の変わりとしたのである。 ろうそくの他にも灯油ランプを用いたものも火時計になる。油槽が透明でありさえすれば目盛りを記すことにより時計になる。 西洋だけでなく中国でも火時計は使われた。私たちのよく知っているものが用いられているのだが、それは線香である。いわれてみればいかにも中国らしい気がする。短い時間なら棒状のもの、長い時間なら螺旋状のものがあるが、もちろん日本にも伝わってきておりその記録も残っている。
 水時計・・・時計の長い歴史の中、水時計は非常に重宝されてきた。水時計は古くは古・バビロニア時代においても使われており、中国の古文書にも水時計の記述が見られる。現在では水)時計を見かけることはほとんどないが、この原理が今日でもよく見かける砂時計に利用されている。いわば砂時計のルーツといっても過言ではないのである
 砂時計・・・現在でもまだ現役としてがんばっているが、一昔前までは大変に重宝されてきた。事実、最後まで機械式時計と張り合ったのも砂時計であるし高価なものとして取り引きされたりもする。またいくつもの書物の供述の中で砂時計は登場しているし有名な絵画の中にまでその姿をあらわすこともしばしある。砂時計の起源であるがこれにはいくつもの見解がある。シャルトルの「リウトプランド」という人が考案したという説が有名であるが、これ以前に中国ではすでに存在していたという説もあるし、他にも数多くの説がありどれが正しいともいえずいまだ未解決のままである。
 腹時計・・・人間だれしも生まれもっている時計である。別名「体内時計」ともいうが動物すべてが生まれながらにして持ち合わせている。
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by YAMATAKE1949 | 2013-09-10 09:39 | 授業実践 | Comments(0)