世界史演習⑤(朝鮮史2)

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(ハンリム出版社「韓国の歴史}より)
3)鉄器の出現と国家の発生 
 鉄器は前4世紀頃には遼河流域から朝鮮西北部に現れ、しだいに朝鮮の中部・南部に広がった。
①北方
 前4世紀頃には遼東地方と朝鮮半島の北西地方にわたる古朝鮮(後の李氏朝鮮と区別して古朝鮮という)部族国家が成立していたとされている。
 前108年、中国の漢が遼東地方に進出し、楽浪郡以下四郡を設置した。
3世紀頃に高句麗が発展し国家形成を形成した。 そして、313年には朝鮮から中国勢力を追放した。
②南方
 南方の辰は前4世紀頃の国情が中国の記録に残されており、前2世紀には漢との交易を企てるほどの国力をもつようになった。しかし、その後前1世紀には馬韓・辰韓・弁韓の三国に分裂した。
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(ハンリム出版社「韓国の歴史}より)
2 三国時代
1)三国時代の成立
 馬韓は百済に辰韓は新羅に統合され、4~6世紀までには、中国東北地方南部と朝鮮半島に高句麗・百済・新羅の三国時代が成立した。
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(ハンリム出版社「韓国の歴史}より)
2)高句麗の発展
 5世紀に入って、広開土王は領土を拡大し、5世紀末には中国東北地方から朝鮮半島の中部以北にわたる大領土を確保した。 
612年、中国を統一した隋は100万の大軍で高句麗を攻撃したが、高句麗はこれを撃退した。
3)百済の成長
 3世紀半ばには馬韓を滅ぼし、領土が今の黄海、忠清、全羅地方にわたる古代王国に発展していった。しかし、5世紀末には高句麗によって漢江の流域を奪われたが、国力を回復して都を今の扶余に遷した。
4)新羅の興隆
 新羅は高句麗や百済よりも遅く、4世紀末に古代国家としての基礎を確立した。6世紀には仏教を公認して国家の指導理念に定め、諸制度を整え国力を充実させた。やがて漢江流域などにも進出し、伽倻国を併合して三国統一の礎を築いた。
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by YAMATAKE1949 | 2013-09-21 10:42 | 授業実践 | Comments(0)