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世界史演習⑳(朝鮮史17)

3) 太平洋戦争
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(浜島書店「アカデミー世界史」より)
 ヨーロッパでは1939年、ドイツ軍のポーランド侵攻に対して、英仏がドイツに宣戦布告したことから第二次世界大戦が始まった。
 一方、アジアでは1940年、日本軍が北部仏印(フランス領インドシナ)に進駐するとともに、1940年には日独伊三国同盟を締結した。さらに1941年、日本軍が南部仏印に進駐すると、アメリカ・イギリス・中国・オランダが対日本で結束した。これに対し日本は「ABCD包囲陣」を強調し、国民の敵愾心をあおった。
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(東京書籍「図説日本史」より)
 1941年12月8日、日本軍はイギリス領であったマレー半島と同時に、ハワイの真珠湾を奇襲攻撃し、太平洋戦争が開始された。
4)朝鮮の民族運動
 朝鮮半島では、1932年頃から間島で抗日遊撃隊が結成され,1934年、各地に分散していたパルチザンを結合して、朝鮮人民革命軍が編成され、日本に対する武装闘争を展開した。
5)民族抹殺政策
 1937年日中全面戦争が始まると、朝鮮人に対して、いわゆる「皇国臣民化」政策がおこなわれた。具体的には、朝鮮人に対する志願兵制度の実施、朝鮮語教育・使用を禁止・神社参拝・日の丸掲揚など、朝鮮人の「日本臣民化」である。
 1939年に朝鮮総督府は創氏改名を出し、朝鮮人の固有の姓名を日本式に変えさせた。朝鮮人は祖先や出身地などを非常に大切にする民族であり、この政策は朝鮮人の民族的誇りを奪うものであった。
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(三省堂「朝鮮の歴史」より)
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(三省堂「朝鮮の歴史」より)
 さらに1939年頃から強制連行がおこなわれた。これは日中全面戦争により、日本の労働力や軍要員の不足を補うためのもので、在日朝鮮人は、1910年ごろ約1000名ぐらいであっが、1940年には100万を突破して1945年には、236万5000人となった。
 また、1943年「学徒兵動員」、1944年徴兵制度が実施され、22万9934名の朝鮮青年が兵士として戦場に送られた。
 また、従軍慰安婦として、朝鮮の女性を日本兵士の慰安婦として多数戦場に連行した。
by YAMATAKE1949 | 2013-11-07 12:20 | 授業実践