世界史演習37(キリスト教の歴史⑩)
① カトリック教会の発展・・・ 教会は、西ヨーロッパの人々の精神的な支えとなり、有力者たちから土地の寄進を受けて豊になり、政治的にも国王や諸侯とならぶ支配階級となった。
② 階層制度の成立・・・ローマ教皇を頂点に大司教・司教・司祭と聖職者のあいだでの上下関係の成立。
③ 叙任権闘争・・・クリュニー修道院の改革運動→教皇グレゴリウス7世と皇帝ハインリヒ4世との間に聖職者の任命権をめぐる争い。→破門された皇帝が、教皇に謝罪するという事件カノッサの屈辱→13世紀初めのインノケンティウス3世の時に教皇権絶頂。