中央ヨーロッパ旅行記⑮(オーストリア シュテファン寺院)
この聖堂はウィーン大司教区の司教座聖堂であり、2001年に世界遺産に登録された。
12世紀、ここにロマネスク様式の小さな教会があったが、ハプスブルク家のオーストリア公ルドルフ4世の命によってゴシック様式の大聖堂に改築された。
シュテファン大聖堂のシンボルである南塔は1359年に65年がかりで完成されたもので、高さが137mで世界第三位の高さを誇っている。
聖堂内部のフラッシュは禁止されているので内部の様子ははっきりと撮影できなかった。聖堂入り口から奥にある祭壇までの内陣身廊の長さは107mにも及んでいる。
シュテファン大聖堂はハプスブルク家の歴代君主の墓所であるほか、モーツァルトの結婚式が行われ、また葬儀が行われた聖堂としても知られている。