ベネルクス3国旅行記30 (キューケンホフ公園②)

 ウィキペデアによると、キューケンホフ とはオランダ語で「キッチンガーデン」(台所公園)のことである。15世紀の猟場を敷地にし、ここで栽培したハーブがジャクリーヌ・ド・ナノーの居城の台所に花を届けたことから「キューケンホフ」 (台所に花を届けた敷地) という名前がついたという。総面積 32 ヘクタール (79 エーカー) の園地に植えつける花の球根は毎年700万球にのぼるといわれている。
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 チューリップの原産地はトルコのアナトリア地方とされ、トルコ国内の宮殿(トプカプ宮殿等)やモスク(ブルーモスク等)に貼られたタイルに描かれている。語源辞典によると、チューリップの学名は「ツゥリッパ」でトルコ語で頭巾を意味する。イスラム教徒が頭に巻くターバンと花びらが似ていることから名付けられたといわれている。チューリップがオランダに伝わったのは16世紀頃で、オランダの気候はチューリップ栽培に適しており、それまでになかった品種が次々と開発されていった。
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(桜も満開だった)
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(お菓子で造られた造花)
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(レンブラントの『夜警』と花)
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(フェルメールの『牛乳を注ぐ女』と花)
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(公園内で生け花の実演が行われていた)
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 17世紀にはオランダではチューリップは富の象徴となった。人気のある品種の値段は当時の平均年収の8年分の価格となったこともあり、高級品種の球根ひとつと、家が交換されることもあった。このようなチューリップ・バブルは崩壊したが、その後ヨーロッパではチューリップが爆発的な大人気になり、多量のチューリップが求められた。それに対応できたのは、一足先に栽培に成功していたオランダだけだった。オランダはチューリップを中心に、花の国際的な生産で70%近く、貿易では90%のシェアを占めている。
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公園には木で造られた迷路があった。
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(木で造られた迷路)
 私たち夫婦は3時間の公園の散策を終えてバス乗り場へと戻ったが、公園の入口付近は観光客でごった返していた。
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by YAMATAKE1949 | 2016-05-30 10:04 | 旅行記 | Comments(0)