2013年 02月 18日 ( 1 )

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(浜島書店「アカデミア世界史」より)
   <課題>
① ピューリタン革命がなぜ起こり、クロムウェルはどのような役割をはたしたのか。
② クロムウェルの政治は、イギリス社会に何をもたらしたのか。
   <資料と解説>
 【Ⅰ】
 革命前のイギリスはどのような社会であったのか
(資料1)表1 革命前の社会における身分・階層ハイアラーキー(階層制)
 グループ1  (救貧法の対象となる)貧民、徒弟、住み込みの奉公人
 グループ2  通いの労働者
 グループ3  ハズバンドメン、ヨーマン、独立手工業者、商店主、小国内商人
 グループ4  小(ないし教区)ジェントリー
 グループ5  州エリート:エスクヮイア、騎士、準男爵
 グループ6  貴族
(資料2)表2 革命前の社会における支配階層の人口構成
 グループ6  貴族 122
        主教 26
 グループ5 イングランド貴族の長子、スコットランド・アイルランド貴族、準男爵 305~310
       騎士 Ⅰ500~1800 
       エスクヮイア 7000~9000
 グループ4 ジェントリー 10000~14000
(今井宏『岩波世界史(15)イギリス革命』より)
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(資料3)
 17世紀のイギリスは、いかなる社会構成を有していたのであろうか。その社会が依然として身分制原理を克服していない身分・階層のハイアラーキーが支配するものであったことはいうまでもない。表から明らかなように、支配層の構成員は、エスクヮイアの称号をもたない「単なるジェントルマン」を加えても、2万5千人程度に留まり、当時の全人口が450万人程度と推定されているから、ほぼ180分の1を占めるにすぎない。この少数者こそが、革命前のイギリスにおいて、なんらかのかたちで政治に参与することを認められていた人たちであった。(今井宏『岩波世界史(15)イギリス革命』より)
          
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