2016年 12月 05日 ( 1 )

 Ⅴ 四民平等と文明開化
1 四民平等
a0226578_1013571.jpg
(東京書籍「図説日本史」より)
1) 新しい身分制度
 政府は中央集権化を推し進めるのにあわせて封建的身分制度を大幅に整理し、1869年には大名・上層公家を華族、一般武士を士族、農工商などの庶民を平民とし、1870年には苗字の使用を平民にも許した。また、翌年には戸籍法を定め、身分にかかわらず国民を居住地ごとに登録させるようにし、家ごとに定められた戸主に家長として絶大な権限を与えた。さらに家族から平民にいたる異なる身分間の結婚も認め、1872年には職業の選択や居住地の移転も自由に行えるようにした。
a0226578_103338.jpg
(東京書籍「図説日本史」より)
2) 被差別部落の解放
 政府は、1871年には被差別民であったえた・非人の称を廃止する解放令を出して、身分・職業ともに平民と同等とした。しかし、差別を是正するための措置がほどこされなかったこともあって、被差別民は新平民と称されて差別は根強く残った。
[PR]